ふらっとフットパス71 の実施報告
富山地域づくり協議会「ふらっと」主催の2月のふらっとフットパス71は、2月5日(水)に吉沢に今も残る、波の伊八作の「麒麟」の彫刻や、人形浄瑠璃 の人形とその記録などを訪ねました。
波の伊八は、1752年に鴨川で生まれ、寺社建築などの彫刻の腕前で広くその名を轟かせた彫刻師で、吉沢の成願寺本堂の欄間には伊八の手による「麒麟」の彫刻が残されています。
「麒麟」は 古代中国に伝わる伝説の生き物で、顔は龍、体は鹿で五色の背毛、足は馬で、聖人の治世に現れる とされています。
成願寺の「麒麟」は、伊八の得意とする迫力ある波に立つ姿が、躍動感あふれま たどこか愛らしさもあってとても印象的な作品で、見学した参加者たちも目を奪われていました。
参加者一行は続いて護国寺を訪問、江戸中期から明治にかけて活動した人形浄瑠璃一座「吉村座」が拠点とした場所です。記録では、「吉村座」は座員すべてが当時の米沢村の人でした(※吉井村と米沢村が合併して吉沢となった)。
当時、伊勢参りの道中で人形芝居を観た村民たちが、「村の者たちも喜ぶはず」と始めたのがきっかけとされています。
最盛期には護国寺を中心に、館山や三芳、 千倉、丸山などへも巡業し、明治13年(1880年)頃に隆盛を極めました。
現在は人形の頭部や衣装が、地元の世話人の方々の手で大切に保存されています。
頭髪の残る頭部もあり、 また様々に描き分けられた表情や小さな綿入れのような衣装の朱色などいまだ鮮やかで、100年 以上を経てもなお、かつての様子が伺い知れるものばかりでした。
  
成願寺本堂を飾る「伊八の麒麟」         浄瑠璃の人形の頭部(かしら)


衣装の裏地に残る鮮やかな朱色

ふらっとフットパス73 のご案内
富山地域づくり協議会「ふらっと」主催の4月のふらっとフットパス73は、山田地区にある頼朝伝説の「楊枝井戸」「山神社:今根田」を巡ります。
また、嶺岡牧の一つである「嶺岡西一牧」の遺構が残る大杉山に登ります。
今回のコースは、所々で素晴らしい景色が望めます。
・期 日:4月27日(月) 雨天の場合は28日(火)に延期
・集 合:高照寺(南房総市山田1162)の下の公共駐車場に8時50分まで
・定 員:50 人程度
・参加費:1,000円(昼食代、お土産代、資料代ほか)
・持ち物: 飲み物、保険証、雨具
・コース: 約11km
大杉山 集合場所出発(9時)~山神社(山田)~瀬波戸経由~小杉山~大杉山
~ゴルフ場 (トイレ休憩)~楊枝井戸・嶺岡苑(昼食・休憩)~ゴルフ場
~集合場所到着・解散 (14時30分頃予定)
・申込み先:富山地域づくり協議会「ふらっと」 57-3000(土日祝日を除く)
・申込み受付締切:4月23日(木)